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□標的31 向かった理由
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ミルフィオーレの奴を討伐した後(といってもチェルベッロには逃げられた)一旦アジトに戻った僕たちは今後のために会議をひらいていた。・・・・・・ま、僕はどうでもいいけどね。
「この人数で大丈夫なのかな」
「無理だろう」
「京子ちゃんのお兄さんはいないし・・・・・・」
「そういえば、骸と蓮もいねぇな」
「野球でもしてんじゃね?」
「黙れ野球バカ」
「ラルミルチ、2人のこと何か知らねーか?」
「いや、知らないな」
「雲雀はどうだ?」
「・・・・・・・・・」
全員がこっちを見てる。でも答えることが出来なかった。もちろん、蓮も六道もいない理由は知ってるけど。
「知らないのか?」
「蓮は・・・・・」
「蓮は?」
「あの2人はいないよ」
「それは知ってる」
「どこにいるのかと聞いているんだ」
「それは・・・・・・・」
「案外死んでたりしてな」
「ちょっと獄寺君!」
「・・・・・死んだかもね」
「はぁ!?」
ワオ。すごい驚きようだね。でも事実なんだ。あの2人は死んだかもしれない。
「どういうことだ」
「どういうことだと思う?赤ん坊」