短編
□プチ連載1
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今日は入学式的な事があるらしい。 つか私は3年だし関係ないだろ。なんで出席しなきゃなんないのかなぁ? 軽くキレながら歩いていたら後ろか声をかけられた。
「よっすレイガ!今日もいい天気だよな」
「はぃはぃそうだね」
「つれないなぁ」
「だって今日入学式だろ?メンドイじゃん」
「そうかぁ?」
首を傾げる十代に私はキレそうになりながらしばらく黙っておいた。 こいつは普段こんな感じだがある人間の事になるとムチャ恐くなる。 ま、私の敵じゃないけどね。所詮はデュエルバカだし。 薄く笑っていたら急に十代が大声をあげた。
「何だよ急に!」
「さっき変な奴に会ったんだぜ」
「変な奴?」
「青い髪のツンツンした奴だよ!」
青い髪のツンツンした奴だと? まさか・・・・。あのドM野郎じゃないだろうな! ヤバイ頭痛くなってきた。まだ騒いでいる十代は置いといてとりあえず入学式がある所に行っておくかな。歩いているうちに色々と作戦を考えておいたが、おそらく無意味だな多分。 会場のドアを開けるとすでに式は始まっていた。遅刻したため先生に睨まれたが気にしないことにしよう。