頂いた!!
□秋の匂い
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今日の買い出し係りは俺とイルーゾォ
アジト近くのスーパーにきた
リーダーのリゾットから預かったメモを見ながらスーパー内を回る
後ろをノロノロとカートを押すイルーゾォ
そのカートに日用品をズボズボ入れていく
「ジェラートこれ‥一緒に買って」
イルーゾォが何かを手に取り話しかけてきた
口数が本当に少ないイルーゾォ
その為話しかけられると何だか自分は特別な事をしてるのではないかと思うくらいだ
「どれ?」
それはオマケ付きのチョコレートだった
「おし、カゴにいれて」
日頃からワガママなメローネだったら許可しないが、イルーゾォがこんな事言うのは珍しいしね
「ありがとう」
レジを終えて
袋に買ったものをつめるイルーゾォは無言で買ったチョコレートを見つめてる
「オマケってなんなの?」
「開けないと、わかんない」ジー
「‥早く帰って開けようぜ?」
「‥うん」
そんなにほしかったのかな?
あ、でも中身わからない物って気になるよな
。