いろいろだよ(・ω・´)

□insanity※
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よたよたと銀時に凭れかかりながら人の行き交うかぶき町を歩く。
体が熱くて、もうずっと限界状態なのに銀時はそれを無視して進んでいく。
うぁ…ん。

「…ッッ銀、とき、もぅ…ッッ」

「ん?なぁに高杉。疲れた?」

「いぁ、…ちがぁ…あっ」


もう、許して。









新入りの隊士がかぶき町に行くなら送ってっていいですか、と名乗り出てきた。丁度、万斉が居らず仕方なく万事屋に歩いて行こうとしていたから、有り難く頷きその隊士の車に乗った。
仕事が立て込んで三ヶ月程。ずっと銀時と会えなかった。そうして今日。ようやく江戸に船を下ろしたから、早速会いに行くことにして。
それにしてもこの新入りは役に立つ。例え、万事屋前じゃなくてもかぶき町で下ろして貰えれば後の道のりは楽だから。
その分、早く会える。

なんて考えていると車が不意に止まった。
ついたのかと辺りを見ると、人通りのない細い道で。
何処だ、ここ?


「…おい、お前ここ」

「…総督さまぁ、鬼兵隊に入る前からずっと、俺、見ていたんです。憧れて憧れて、本物は本当にかっこよくて、綺麗でそれで、」

「は?…ッッうおっ!!」


急に隊士が俺を窓に押し付けた。わけのわからない事をべらべらと喋り始め、なんだこれ。不意のことすぎて腰を強かに打ち一瞬出来てしまったすきに両腕を頭上に固定される。それから逃げようと足をばたつかせたが、跨がられて身動きがとれなくなる。
つーか、なんだこれ。嫌に俺を崇拝した気持ちの悪い言葉が続く。刀は腰で、くそっ、とれねぇ…ッッ。


「だから、総督さまはもう俺の物なんだと、思います。美しく強く、それでいて弱いんですね…」

「…っ意味が、わから…ッッ!く、はな、せっ…ッッ!?」


するりと手が着物をどかし、太股を撫でてきた。気持ちが悪く、鳥肌がゾワリたつ。しかし、そんなものお構い無しに手は上へと這ってきて、


「やめ、……やだっ!」

「震えてる…。怖いですか?」

「いぁ、触るなぁッッ……あ!」

「は?」


首筋に顔を埋められそうになった時、いきなり背中の壁がなくなり、そのまま倒れそうになって。さっきから急すぎる場面転換についていけない。
其処には見慣れた銀髪があって、え、え?


「……銀、時…?」

「……何昼間っから盛ってんですか、お二人さん?」

「なんだ、お前…ッッ!?」


隊士が掴みかかる前に。銀時が俺を抱き締め木刀を抜き、その額を強く抉るように柄で殴った。凄まじい音がして、隊士は気絶したようだ。


「…銀時、おまっなんで、」

「高杉こそ、何やってんの?見慣れねぇ車があるから来てみれば。わざわざこいつとヤりにかぶき町にきたのか?」

「は?んなわけねぇだろ」


車からおろして貰って、銀時の腕の中。落ち着くけれど相当怒っているようで、これはやばい。いつもの紅い目が怒気を孕んでいて。しかし確実に俺のせいじゃない。不可抗力すぎる。


「それでも駄目だよな。あぶねぇ奴の車に乗るなんて、」

「まさか鬼兵隊の隊士にこんなやつがいるなんて思わねぇだろ」

「…ふーん?そっかぁ」

「……ッッ!」


ヘラリといつものように銀時が笑って。
ゾクリと背筋が凍りついた。
なんて顔をするんだ、こいつ。
そのまま強く手首を掴まれて。抵抗なぞ出来ないその力に引っ張られ、俺は当初の目的だった万事屋へと連れていかれた。


万事屋につき中に入ると玄関の扉が強く閉められる。けれど手は離されず居間まで連れてこられ、ソファーに投げるように座らせらされた。その衝撃に息が詰まって、声が洩れる。
銀時はそれを無視して戸棚の奥から何かを探し引っ張りだしてきた。


「しーんちゃん。此方向いてー」

「…なんだそれ」

「いやー…晴太くんって知り合いがおもちゃ屋やっててね?何か新作って貰ってきたの」

「…おもちゃ屋の知り合いなんてまた変な馴染み作りやがって」

「いいだろ、別に。こういうの好きじゃん、お前」

「…ッッ!」


気だるそうな表情。
しかし強く肩を掴まれ、ソファーに押さえつけられる。手にはグロい見た目の玩具が握られていて何をされるかすぐわかり、けれど、もがくも逃げられない。
そっと、銀時の手が太股に触れた。さっきの変態より体温の低い心地いい掌。それが乱暴に着物をはだけさせ後穴を撫でて。
いやだ、んなもん、


「やめっ!」

「入んないからちゃんと足開けよ」

「…!!、いあ゛ぁ…ッッ」


ぐりぐり無理矢理捩じ込まれて痛みで体がぶるぶる震える。それでもお構いなしに足を開かれ慣らしていない其処に大きな無機物が突っ込まれた。強烈な痛み。
それでも拡張されてる、そこはそれを飲み込んで。


「ッッ!やだぁ…ぁ、」

「何が?全部入ったけど」

「ひぁ!?あ、動かすなぁぁ…ッッ!!」


ゆっくりと中を掻かれるように動かされると、びくんと体が跳ねた。ぐちゅぐちゅと音がして、痛いのに反応してしまう。それを銀時は笑って、ピンと俺の自身を指で弾いた。


「まだスイッチもいれてないのにめちゃくちゃいいみたいじゃん。勃っちゃってる」

「こんなん、やだぁ…!!とれ…とって、銀時ぃ…」

「嘘つき。けど全然感じないなら良かったね、高杉」

「へぁ…?」


ずくりと更に奥にそれを固定されて。それから着物を綺麗整えられた。スイッチと口にしたがそれは遠隔操作が出来るようで銀時の手にリモコンが握られていて。着物を整え終えると銀時はニッコリ笑って、手を差し伸べてきた。


「せっかくかぶき町に来たんだ。デートしよ。高杉」

「……!!」


ああ。
怒ってる。






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