短編
□La prontezza della ragazza.
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主人公の名前:七神 璃御(しちがみ りおん)今作は名前固定。
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ある日、ボンゴレファミリーの同盟ファミリーである、ブロタリタファミリーに宴の招待状が来た。
十代目ファミリーは九代目に呼ばれ、やってきた。
「わぁ、大きい」
「まぁ、ブロタリタファミリーも結構勢力上げてるからな」
十代目ボス候補、沢田綱吉の言葉に家庭教師であるリボーンが答えた。
「あ、ツナあそこ!」
「ん?」
幼馴染である璃御が扉に指を指した。
「十代目!」
「璃御!」
後ろから二人の男がやってきた。
「獄寺君!山本!」
彼らは沢田綱吉の守護者の一員。
嵐の守護者、獄寺隼人と雨の守護者、山本武だ。
「二人だけで出歩かないで下さい。十代目達を狙う奴等がいるかもしれませんから」
「う、うん。ごめんね」
「次気をつけるよ」
「お願いします」
「なぁ、先輩達しらねぇか?」
「?お兄さん達?さっきまで一緒にいたはずなのに」
「あの極限馬鹿と戦闘狂が!!どこほっつきあるいてんだ!」
璃御は言った。
「璃御、キャラ壊れてるよ…」
「おっと、ごめんごめん」
(普段の璃御は乱暴な言葉を発しない、普通の女の子。運動神経は山本並で頭脳も獄寺君並。あ、だけど…小さい頃から怒ると凄く怖いんだよな…。
怒るとよく背負い投げされてたっけ・・・。)
「うわああああああぁぁぁぁ!!!!!!」
叫び声とともに広場の電気が消えた。
「な、何だ!」
「璃御、傍に!」
「う、うん」
直ぐに璃御を呼び寄せ、離れないように手を握った。
ギィ…
何かが開いた音がした。
次の瞬間
「きゃああああああ!!!!!!」
「!」
女性の叫び声が聞こえた。
続きに異音な効果音が聞こえた。
ゴリッガキッグジャッ
その音が聞こえた後、直ぐに電気がつき目の前に現れた光景は、
幾つものバラバラになった死体があった。
「っ…きもち…わるい…」