espressivo・brillante-笑顔が輝くように-

□ep.3 明梨、事情を話す。
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明「……」


父「……」


母「……」


良「……」


朱「……」


綱「……」






…何だ、この状況…。


何で、こうなった?



オレ、中宮明梨は危機的状況に陥っています。
原因は…たぶん…




コイツ

綱「……ι」




すると弟の明良が話し始めた。



良「…へぇ…本当にツナいたんだー」


明・綱(空から落ちてきた、だなんて絶対言えない…!)





妹の朱音(あかね)は目を輝かせていた。





明「えっと…ですね…?ちょっと色々ありまして、我が家で少しの間だけいても宜しいですか?」


綱「…ι」


父「…その事情を聞かせてもらえないと、受け入れる事は出来ないな」


母「まぁ、この人数だけでも大変だからね〜」


明「そこを何とか!」



パンと両手を合わせて頼み続けるオレ。



母「あんた達はいいの?」


良「オレは別に良いよ」


朱「朱音は居て欲しい!!」




あぁ、弟達よ!何て可愛い子達なんだ!
この方生まれて初めて可愛いと思った。





父「…う〜〜〜ん。他に行く所ないなら…しょうがないな」


母「じゃあ、決定ナ!」



その言葉を聞くとやったーーー!と叫びながらツナを殴った!




綱「ほ、本当に良いんですか?」


父「いいよ。それに俺たちも家族が増えて嬉しいね。あ、でも学校は通ってもらうからね」





三姉弟は喜んだ。


ツナもありがとうと言って微笑んだ。
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