espressivo・brillante-笑顔が輝くように-
□ep.7 最強赤ん坊登場!何で?
1ページ/3ページ
綱「…リボーン…?」
明「へ…?」
窓から月の光りで小さなシルエットが見えた。
強い風が吹いて、カーテンが揺れた。
隙間からボサリーノの帽子が見えた。
帽子の上にはカメレオンが乗っていた。
明「ホントにリボーンだあああぁぁぁ!!!」
綱「…リボーン…」
リ「ちゃおっす。迎えに来てやったぞ駄目ツナ」
明「…迎え?っていうかどうやってこの世界に来たの!?」
リボーンは窓辺から降りて、くいっとつばを上げた。
リ「世界の繋がりの糸に歪みができ、それに巻き込まれたんだ。ツナもそうだろう」
綱「……黒い穴に吸い込まれてここに来た。それだけしか覚えてない」
明「黒い穴…」
リ「今オレの後ろに黒い穴がある。また戻れるかもしれねぇ」
綱「本当か!?」
明「よかったじゃねぇか!ツナ!」
こくりと嬉しそうに頷く。
リ「じゃあ、還るぞ」
明「え、今!?」
綱「…」
リ「消えちまうかもしれねぇんだ。ツナ早くしろ」
明「ちょっちょっと待ってよ!まだツナはここに来て、2ヶ月も立ってないよ!それにまだ転校してまもないじゃない!まだ思い出も作ってないよ!」
目を瞑りながら叫んだ。
綱「…オレも…まだ、明梨のことあんまり知らないし、クラスの皆とまだ一緒に…いたい…それに家族の皆にも何も言ってない…」
明「お願い!もう少し時間くれ!」
土下座して頼んだ。土下座で頼んだの初めてだな…。
綱「…リボーン、頼む」
リ「………しょうがねぇな。あと3日やる」
明「ホント!?」
リ「いいか、3日だけだぞ」
ニッと笑いながらリボーンは何処かに消えた。
え、消えた?
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ