叶夢(色々)
□聖夜
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『ゴホッ…うん、まぁ、熱のせいかダルいけど、ね?』
「そうか、何かして欲しい事とかあるか?何なら添い寝でもして遣ろうか?」
『ちょ…馬鹿っ☆添い寝だなんて!ゾロに風邪が移っちゃうよ?』
吃驚したと同時に盛大な咳が出たυ
「オイオイ…お前ェさんよ。ホントに大丈夫か?」
コンの馬鹿剣士!滅多な事云うな!嬉しくてついにやけて仕舞うやん!
「ハッ!すげーな?顔が思いっきり紅いぜ!
そう云えば、今日はXmasだとか云ってたな?
オレァ、サンタクロースなんざ夢見る餓鬼が思って居る幻想だ…
とつくづく感じるんだが…今夜ばかりは、夢見ても良いか?」
『ヴ〜餓鬼で悪かったね?』
「嗚呼…お互いにな?だから、オレは、今夜限りのななしのサンタになって遣るぜ?イヤ此からもずっとな…?」
『はい?今なんて?』
ななしが聞き直したら、頭を掻きながら盛大な溜め息を吐き出し
「ハァ…ななしよ、良く聞け?
オレは、お前ェがクルーになった時からずっと、
気になってたんだ。だから今日からは、オレの女になれ。そして、大剣豪を一緒に歩んでくれねぇか?」
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