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いつもそう、
目の前に広がる色は赤。

全てを無に帰し、灰塵とする。

その中で取り残された私は
一体何なのだろう。

彼も、あの人も、私を置いて
何処かへ消えた。

私はただ、訳も解らず怨むだけ。
憎むだけ。

誰かが言った。
私の心を見透かして。

誰の所為でもない

“お前が殺したんだ”

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