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□歪んだお茶会 1
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「第1回、歪んだお茶会。はじまりはじまり〜」
「いぇーぃ」

「今回は、はるちゃの好きな女王様とチェシャ猫のコンビに来てもらっていまー
す。」

「よろしく。」

「僕らのアリス。君が望むなら。」


「えーさて、このコーナーはですねぇ…、日頃の愚痴を私、アリスにぶつけてい
ただこうと…」

「はい。私に言わせて。」

「どうぞー」


「私、アリスに不満がありますの。…アリス。私たちのアリス…。いい加減に首
になっていただきたいのに…アリスったら…」

「チェ、チェシャ猫はなんかないの?」


「僕?僕は、特にないかな。 あ」


「うん?なに?」

「どうしたんだいアリス。」

「ちょ…、ばっくれる?」

「…」

「私も気になってよ。猫、答えなさいな。」

「そーだよ。私が望んでるんだもん。ね?」

「…僕らのアリス。君が望むなら。」

「で、なんなの?」


「…アリス。君さぁ…。いい加減にしてくんないかなぁ?俺らが、アリスって呼
んでも違う違うってさぁ…おまえが、昔自分で言ったんだろ?そのせいであんぱ
んたちに、狙撃されそうになって…。まもってもらって当たり前みたいなかおす
んなぁ!!」

「は、はひぃっ。ごめんなさぃっっ!!」













しばらくの沈黙。















「…ごめんなさぃ。…怒った?」


「…猫は怒ったりしないよ。」

「聞いといてなんだけど、完全に怒ってるよね。」

「猫は怒ったりしないよ。」


「…。」

「私、思いましたのよ。私たちの愚痴は全てアリスへの愚痴ですわねぇ」

「そうだね。アリス、罰ゲームとかどうだい?」


「…罰、ゲーム?どんなよ」

「たとえば、首だけになるとかはいかがですこと?きっとアリスの血はとっても美
しくてよ?」

「い、いやっ!!チェシャ猫は?」

「僕に食べられるとかはどうだい?アリス。」

「嫌だってば!!!」

「アリスはおいしいんだよ。」


「もうっ!!嫌よーっ!!」


「アリス、そろそろお茶会の終了時刻だよ。」

「ほんとですわ。アリス、締めに首になるとかどうですの?」

「…。」


「亜理子ちゃぁん」


「あ、武村さんだ。はーい!!今いくねっ。じゃあ、また今度っ。ちなみに、この
変な文の作者に
『お客さん来たら、接待するんだよー。アクセス数少なくてさ…』
って寂しくつぶやいていたんで…」

「えぇ…痛々しいくらいはるちゃはみじめね。」

「ばかだからしかたないよ。アリス。」

「うん。今後とも暖かい目で見守ってやってください。」

「私たちからも、お願いしておきますわ。アリスの言葉は神の言葉ですもの。」



「亜ー理ー子ちゃん」

「はいはーい。じゃあ、武村さん呼んでるから行くね。」






(「落ちは、やっぱり食われたね」「アリス…武村さんに食われてしまいました
の!?」「さぁ…」)

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