天才奇術師
□04
1ページ/1ページ
「だりぃ…」
ラケットを片手に同級生である切原赤也とラリーをしてる雅斗。
実に見た目はめんどくさそうだ。
「てめっ!
久々に来たと思ったら開口一番がそれかよ!」
「だるもんはだるいの。」
ぱーんっとボールを高く上げる。
切原は、それをなんとかとると打ち返した。
「は〜い。
次右〜」
雅斗は、切原を左右上下に走らせて。
自分は、動かずにボールを打っている。
「お前も走れよ!!」
「落ち着けって。
次、下な。」
「いい加減にしろよ!!」
切原が思いっきりボールを打つが雅斗#は、軽々と返した。
「ヤダ」
不意を付かれた切原がミスをしてラリーは終了しましたとさ。
天才奇術師はテニスがお上手なようです。
((ねみぃ…))
NEXT STORY