天才奇術師

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「だりぃ…」


ラケットを片手に同級生である切原赤也とラリーをしてる雅斗。

実に見た目はめんどくさそうだ。



「てめっ!

久々に来たと思ったら開口一番がそれかよ!」


「だるもんはだるいの。」


ぱーんっとボールを高く上げる。

切原は、それをなんとかとると打ち返した。


「は〜い。
次右〜」


雅斗は、切原を左右上下に走らせて。
自分は、動かずにボールを打っている。


「お前も走れよ!!」


「落ち着けって。

次、下な。」



「いい加減にしろよ!!」



切原が思いっきりボールを打つが雅斗#は、軽々と返した。



「ヤダ」



不意を付かれた切原がミスをしてラリーは終了しましたとさ。


天才奇術師はテニスがお上手なようです。

((ねみぃ…))




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