TOX
□ring、ring
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ジュードは、リビングで本を読んでいた。
A「なー、ジュード。」
アルヴィンがドアから顔を出した。
J「どうしたの?」
A「俺の携帯知らね?」
J「携帯・・・?見てないけど・・・。あ、鳴らしてみようか?」
A「頼むわ。部屋見てくっから、そっちよろしく。」
J「ん、分かった。」
ジュードは携帯を取り出してアルヴィンの携帯の番号を鳴らす。
J「アルヴィン、あったかな・・・?」
〜♪
M「ジュード、ここで何か鳴ってるぞ。」
リビングで一緒にいたミラが言ってきた。
L「アルヴィン君のじゃない?」
R「そっちの方から聞こえますよ。」
アルヴィンの携帯は部屋にはなかったみたいだ。
こっちにあったんだ。
E「ジュード、これ・・・。」
J「ん、ありがと。エリーゼ。」
〜♪
J「え・・・・。」
鳴らしっぱなしで鳴っているのはいいんだけど・・・。
よく聞いてなかったから分からなかった。
ときめきの〜導火線が〜、体中を走ってく〜♪
バラバラに〜ならなっピっ!!!
L「あ、ジュード切っちゃった。」
E「これ、ジュードの声です・・・。」
M「この前のカラオケの時のか・・・。」
なんで僕の歌が着信音になってるの!!!
そして、さっき画面見たけど着信[愛しのジュードくん]ってなに!!!
J「あ・・・アルヴィン!!!!!」
A「お、あったか。俺の携帯。」
J「着信音・・・・!!!」
A「あ、聞いちゃった?」
J「あ、聞いちゃったじゃなくてー!!っ〜〜〜、なんでこの前のカラオケで僕が歌ったやつが設定されてるの!!!」
A「録音したから。」
さらりと言うアルヴィンに対して真っ赤なジュード。
J「ろ、録音って。」
A「いいじゃねぇか、ジュード君が掛けてくれたら可愛い声をいつでも聞けるんだぜ?」
J「だ、だからって・・・・・、愛しの・・・って////」
A「あ、それも見ちゃった?まー、いいじゃん。事実なんだから。」
J「も・・・、っ・・・アルヴィンのバカ・・・/////」
そう言ってイチャつきだす二人。
L「なんだろ・・・、私たちもいるんだけどな。」
M「ローエン、あれが世に言うバカップルというやつなのか?」
T「あ、アルヴィン君とジュード君、キスして・・・」
L「わ、エリーゼ見るのはまだ早いよ!!」
E「レイア、見えないです・・・。」
L「見ちゃ・・・、だめ!!////」
M「大丈夫か、レイア。真っ赤だぞ。」
R「ほっほっほ、皆さん若いですねぇ。」
・・・・・強制終了。
→あとがき