TOX
□ring、ring、ring
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J「レイアー、僕の携帯知らない?」
E「え、知らないけど・・・。」
J「どこいったのかな・・・?」
M「鳴らしみてはどうだ?」
J「そうだね、レイア鳴らしてくれる?」
L「いいよ。」
J「僕、二階見てくるから。」
とたとたとジュードは二階へ行ったようだ。
〜♪
E「あ・・・、音が聞こえます。」
A「あの着信音、ジュードのじゃないのか?」
アルヴィンはソファの脇に携帯を見つけた。
携帯を開いて通話ボタンを押す。
A「これ、あってるか?」
L「うん、それジュードのだよ。」
A「じゃ、これ渡してくるわ・・・・っ・・・!!!」
R「どうしたのですか、アルヴィンさん。」
いきなり真っ赤になったアルヴィンにエリーゼは近づいた。
アルヴィンはしゃがんで携帯の画面をのぞいている。
エリーゼは後ろからのぞいてみた。
E「・・・・、アルヴィンが写ってます・・・・。」
携帯の画面にはアルヴィンの寝ている姿。
つまりはジュードの携帯の待ち受けということで。
つまりはジュードが撮ったということで。
L「うわ、ほんと!!」
M「ジュードが撮ったのか・・・。」
J「ねぇ、僕の携帯あった?」
ジュードが二階から降りてきた。
J「どうしたの、みんなして・・・?僕の鳴らしてくれた・・・っ!!!!!!!」
ジュードはアルヴィンが自分の携帯を見ていることに気付いたようだ。
J「そ・・・・、それは・・・えと・・・・〜〜〜返して!!!!
アルヴィンは立ち上がって携帯を取り返そうとするジュードをかわす。
ジュードの携帯をアルヴィンはポケットに入れて、
ひょい
J「ひぇぁ、」
Lぼそっ「アルヴィン君、復活・・・・。」
アルヴィンはジュードをお姫様抱っこして、
A「なぁ、ジュード君待ち受けにするほど俺の虜になっちゃった?」
J「ちがっ・・、それは・・・・、っ〜〜〜////」
A「たっぷりと話は聞かせてもらうわ。」
二人はアルヴィンの部屋へと消えていった。
T「らぶらぶだねーっ。」
E「ジュード、まだ腰が痛いって・・・・。」
R「それはいつまでも治らないでしょうね・・・・・。」
L「今、思ったけどさ。アルヴィン君、意外とジュードに愛されてるよね。」
M「独りよがりではなかったのだな・・・・。」
残されたメンバーはため息をついてローエンの淹れた紅茶を楽しむのだった。
ジュードがその後ねっとりとアルヴィンに愛されたのは言うまでもない。
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