TOX

□気にします
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ジュード先天性にょた



じーーーーーっ×2+ティポ

M「二人とも、どうした?」

Lぼそっ「いいなぁー、ミラ。」

M「ん?何がだ?」

L「・・・・・、揺れるほどあって・・・・」

E「です。」

T「バリボーにはどーすればなれるのーっ?」

M「二人とも、胸が欲しいのか?」

L「やっぱ欲しいよねー。」

E「目指せ、バリボーだもんねっー。」

M「?そういうものなのか・・・・」

J「・・・・・」












「・・・・、やっぱり胸って必要なのかな・・・・」

むに、とジュードは自分の胸を触る。
冒頭の会話はついさっきのモノ。
今は休憩中だった。

確かに、女の人の魅力って胸もあるよね・・・・・。
性格よりはまず外見を見られるわけだし・・・・。
再び胸を触る。

・・・なにもない。

いや、何もないというのはおかしい。
しかしジュードの胸は思春期真っ盛りだというのに、ささやかな胸のふくらみしかなかった。
しかも大きくなる気配は全くと言っていいほどない。

今まで医学生として勉強していてそういうことには興味がなかったジュードだけれども、
アルヴィンという恋人ができてからは気にするようになった。

「アルヴィンも、やっぱそっちの方が・・・・」

「俺がなんだって?」

「え、わっ」

アルヴィンがジュードの肩を組んできた。
全然気づかなかった・・・・。

「え、えと・・・・」

「どーした?」

せっかくだから聞いてみようかな。
恋人の前で大きい方がいい、って言ったら殴ってやる。

そんな物騒なことを考えながら、

「あ、アルヴィンはさ、胸あった方が好きなの・・・?」

「へぇ、」

むにっ、

「ひぁっ」

アルヴィンは肩を抱いていた手をジュードの胸へと滑らせる。

「んー、そうだな。もうちょっと欲しいか・・・、」

「〜〜っ///!!」

ぱしっ

「おっと・・・、危ねぇな・・・、」

「っ」

ジュードは殴りかかろうとしたが、アルヴィンは予想の範囲内とでもいうかのようにたやすくジュードの腕を取る。
腕を取られたことで、ジュードはさらにアルヴィンと密着することになってしまい身動きが取れなくなる。

「そんな顔するなって・・・」

「・・・、だって、大きい方がいいんでしょ?」」

「まぁー、そうだけど、」

「っ、やっぱり…」

「最後まで聞けって。ジュードは、まだこのままでいいと思うぜ?」

「え・・・?」

そういう言葉がアルヴィンの口から出てくると思わなかったジュードは目を丸くする。

「胸。ジュードも成長期はこれからだし、ちゃんと成長するって。」

ついでにと後ろから抱きしめられる。

「そ、そうなのかな・・・・。」

「くすくす、そうだって。将来は、ミラ様並みにバリボーになるかもよ?」

「くす、それはそれですごいかも・・・。」

くすくすと二人で笑い合って、
ジュードはもやもやした感情がなくなっていくのを感じた。










END



(いざとなったら俺が揉むし。)

(っ、変態!!)







あとがき

ジュード君で初のにょたでした。
ビジュアル的には髪は肩ギリギリのショートで、可愛い感じ。
胸はぺったんこで時々アルヴィンに言って困らせるといい。

逆に、大きいのに男装して隠してるのもおいしいと思います。






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