劇場版

□新・地獄篇
4ページ/5ページ


一護「待ってくれ!」

どんどん先に進んでいく話を遮って言った

一護「これは俺の問題だ!行くのは俺一人でいい!」

石田「そうはいかない。茶渡くんや他のみんながやられたんだ。これはもう、君だけの問題じゃない」

織姫「そうだよ、黒崎くん!」

恋次「・・・しかたねぇ。命令違反ではあるが、緊急措置ってことにしておくぜ。沙亞埜だって向こうに連れてかれてるしな」

奨「そうだぜ一護。今更そんなこと言ってんじゃねぇよ。朽木(姉)を助けに行くって目的は今までと変わらねぇだろ」

龍瀬「そうそう。ただ行く場所が違うだけで、最重要目的は作者のせいでいつもと大して変わってないんだから皆で行ったほうがいいに決まってるよ」

ルキア「我らは仲間だ。気遣いはいらぬ」

若干、龍瀬が問題発言をしたような気がしたが、それを華麗にスルーしたルキアが最後に全員の意見を代弁した

奨だけは、
どうせやることなんて今までと同じで結果も決まってんだからとっとと行って終わらせようぜ、
的な空気だったが、それも全員が知って知らぬフリを決め込んだ

だいぶ長い付き合いになってきたからか、すでにそれが暗黙の了解になっているのだ

そんなこんなで、この緊急事態にも関わらず最後の最後までグダグダ感は否めなかったが今後の行動が決定した

コクトー「話が纏まったなら、さっさと準備しな。すぐに地獄の門を開けてやる」

そして、コクトーが部屋を出て行く

俺たちは、チャドの治療のために井上だけは現世にいてもらい、残りのメンバーでコクトーの後を追った

コクトー「ここだ」

しばらく走って、立ち止まったコクトーが示したのは何も無い空間だった
コクトーはそこに向けて、手のひらから作り出した黒い刀を振り下ろした
パキィンという音がして、結界が砕け散った
そこに、禍々しい亀裂が浮かんでいた
どうもそれが地獄の門らしい
ルキアたちがこっちに来た理由もこれを探すためだったらしく、上に連絡を入れてから俺たちは門に飛び込んでいった



●●
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ