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□【サイコパス】ふわっとしたryその3【大暴れ】
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【不思議】ふわっとしたオカルトコピペ貼ってくスレ【謎】
【若干の】ふわっとしたオカルトryその2【サイコあり】



海獺「今日、新しく隣に引っ越して来た奴がいるんだが、奴さん、荷物の整理が終わってないのか夜中にバタバタうるさいんだよ……我慢出来なくなっちまってさぁ、つい壁叩いて「すまん、ちっと静かにしてくれ!」って言っちまったんだよなぁ。
そしたらさ、すぐ電話がかかってきて謝ってきたんだよ。正直こんな丁寧な奴だと思わなかったら驚いたぜ、まぁ悪い奴ではなさそうだな!」

大工「なぁ良い加減あんた本当にお祓い行ってくれないか?それか引っ越してくれないか?」




今朝、悲鳴を聞きつけてすぐに…………オーブンを止めて作りかけのジャムを仕上げてからすぐに駆け付けると、そこはどうやら交通事故の現場らしかった。

朝から大変?気にしなくて良いんだ、僕はヒーローだからね!!

ついさっき起こったばかりらしくて、建物の壁にめり込んだ車からは煙が上がっていた。スリップ事故のようだね。
車両は酷い状態で、中に人が居るとしたら残念ながら絶望的だ。もう少し早く助けに来られたら間に合ったのかも知れないが、まあ仕方がないね!次からは気をつけよう!!

そう、思った瞬間だった。
声が聞こえた。
運転席だ。

よく見てみると、運転席の窓があっただろうひしゃげた部分から女の人が顔出して呻いてたんだよ。
勿論、咄嗟に駆け寄ったさ。大丈夫かい?と声を掛けたのだけれどね、「痛い…痛い…助けて…」と、繰り返すだけなんだ。

しかしながら、とにかく意識があるので安心したよ。僕は、すぐに110番通報と、それから救急車を呼んだんだ。一度、怪我人を下手に動かしてランピーに文句を言われた事があってね。それを思い出したのさ!

到着したのは警察が先だったよ。質問に2、3答えた頃、また僕を求める声が聞こえてきたものだからそちらへ向かわせて貰ったのだよ!

そうして、いつものように日常を過ごし家に辿り着いた僕は慣習的にテレビを点けた。
すると吃驚する事に、丁度今朝の事故のニュースが流れてきたんだ、まるで僕に聴かせる為のようなタイミングだね!素敵だと思わないかい?

滑舌の良いアナウンサーの声がスピーカーから流れてくる。


『今日午前、スリップした乗用車が壁に衝突する事故があり、運転していた女性が死亡しました。女性は大破した車体に挟まれて首が切断されており、──即死したものと見られています。』


それを何とは無しに耳に入れながら、僕は今朝中断したままだったパン作りと、出来上がったジャムの瓶詰め作業をしていたのだけれど…………それはさて置き。ふむ。



あの時、僕は一体、()と話していたのだろうね?




鈍感「ホラー映画見ながら、なんでユーレイってみんな髪の毛長いんだろうねっ?って呟いた時にさーぁ、隣でラッセルが、

『床屋に行けねぇからだろ?』

って言い放った時のキョトン顏が忘れられなくて思い出し笑いが止まらないよねっ!?たすけて!!」




蟻食「あの女の人、いつもそっぽ向いてますね、横顔しか見えた事ない……もう半分、正面からちゃんと見たらどんな顔なんですかね?え?『無い』?無いってどういう意、ちょっ、ナッティ!!急に引っ張るのやめてください!!」




最近ふとした瞬間に、場所も昼夜をも問わず女性の低い声で鼻歌が聴こえてくるんです。

「ん〜…ん〜ん〜…」

誰か人が居るのかと尋ねても返事がありませんし、白杖を振っても何にも触れません。
……最初は、耳をすまさなければ気づかない程に遠くから聴こえていました。しかしそのまま放置している間に、いつの間にかソレは近づいて来るようでした。

「ん〜…ん〜ん〜…」

それでも放って置くと、意識を集中しなくても聴こえる程に近づいて来ます。

「ん〜…ん〜ん〜…」

さして気には留めていませんでした。
その頃には本当に数歩隣で唸られている程度には声は近付いていましたが、誰か他の人に話し掛けられた時にはソレは聴こえませんでしたし、何せ対処法がはっきりしない以上、思考を割くだけ時間の無駄ですから。

しかしながら、ある日の事です。
珍しく外出中に電話が……そうです、外でしたから通話の為にイヤホンをつけていたんですよ。雑音が五月蠅いので。
通話自体は短時間で、すぐに済みましたよ。
そしてイヤホンを取ったら耳元で


「んーーーーーーーーーーーーー!!!!」




策士「ランピーが質流れ品を店に飾り付けてたんだけどよ、それが、トランペットだのトロンボーンだの、とにかくラッパみてーな楽器ばっかで、つっまんねーなぁとか考えてたら最後にショットガンを何挺か飾りやがった。唐突過ぎるっつの!弟も妙だと思ったらしくて「変な店だな、何屋だっつーの!」とか首ひねってんの。「こんなんで売れるのか?」つって。
したら、薄鈍野郎がこっちに気付いて、

「売れるよぅ?売れる売れるっ」


「まず誰かが、トランペットとサックスを買ってくでしょう?それからねぇー、2日ぐらいすると、フリッピーがショットガンを買いに来るんだぁー!」




英雄「この前、公園でモールを見かけたよ。しかし、いきなり「顔が近い!」と叫んだかと思えば振り向きざまに何も居ない空間に向かって拳を振り抜いていた……んだけれど、彼は何か重大なストレスでも抱えているのかい?」




抱擁「トゥーーシーーー!!」
雀斑「うわっビックリした何?」
抱擁「どうしようヤバイかも知んないってかヤバいんだけどこの前ギグん家行ったんだけどさぁっ!」
雀斑「落ち着けよ……ていうかお前ら冷戦中じゃなかった?よく入れて貰えたな」
抱擁「冷戦とかそんなんじゃないもん……じゃないって!あのさ、ベッドの下から殺人鬼の都市伝説あるじゃんか!あの話になってさ!」
雀斑「整理してから話せっていつも……まぁいいや、ベッドの下から殺人鬼?あぁ、『挙動不審な友達に外に連れ出されて、話を聞いたら包丁持った男がベッドの下にいた』、あれ?」
抱擁「それ!」
雀斑「なんでそんな話してんの?おまえら?」
抱擁「いや、別に…………とにかく!それで!そのまま確かめてみたわけ!ギグん家のベッドの下!」
雀斑「お前ん家のベッドの下じゃなくて良かったな」
抱擁「そーゆう話じゃないってば!」
雀斑「へーへー、で?」
抱擁「マジでヤバいんだから心して聞いてよね!ギグの部屋のベッドの下、……何にも無かった」
雀斑「……………………え。そんだけ?」
抱擁「えっ、じゃないし!話聞いてた?」
雀斑「なんも無かったんだろ?なんかあったならともかく」
抱擁「だから話聞いてた?なんにも、って本当に『何にも』無かったんだよ?」


抱擁「重たくって滅多に動かさない、あのでっかいベッドの下に、何にも、……『埃一つ無かった』んだよ?」


雀斑「……………………え」




雀斑「心して聞いてくれ」
抱擁「なに。今それどころじゃ無いんだけど。ねぇ警察って何番だっけ?そもそも何て通報すればいいの!」
雀斑「おまえの話聞いて思い出したんだけど」
抱擁「だからなに!」
雀斑「俺……見たんだよ、この前ギグルスの家に入ってく、」










雀斑「ペチュニア」
抱擁「あぁ……………なんだ、それ早く言ってよ」





軍人「めりぃさん、って人からの間違い電話が酷いので着信拒否しました!」



軍人「サダコさん?が家宅侵入してくるのでやむなくテレビにkeep outのテープを……早く外したい」



軍人「最近マスクをつけた女の人を毎日見かけるんですが、多分同じ人です。一週間くらい。怖いよね…………………今年の風邪ってそんなにしぶといんだ。明日風邪薬買います」



軍人「何だかよく分からないけど一枚足りないらしいのでお皿あげて来ます!プラスチックだからもう割れないと思うよ、セットで買ったから20枚くらいあるし」



軍人「えっと、うん、昨日からかな、窓越しに凄く見られてるんだ、あの白いワンピースの女の人に……ここ2階なのに。竹馬?」






軍人「そんな感じで最近すごく人と関われている気がします」
英雄「素晴らしいねフリッピーくん!大人気じゃないか!これが『リアルが充実』ってやつだね!!」
盲目「貴方がたがそう思うのならばそうなのでしょうね」
鈍感「君らん中ではね!?」




臆病「ぇ、ぇえっ?き、昨日のはなし……?うん、ボクは確かに美術室の掃除当番だったけど……ふぇ、うん、話すね。

昨日は……いっしょの当番の子がおやすみで、ボク、1人で教室居るのがちょっと怖くって、ぅ、ご、ごめんなさいっ、早く終わらせて帰ろうと思ってたの……そ、掃除はちゃんとやったよ!ご、ごめんなさい……!え?う、うん、あったよーー絵。

ボクが掃除してる時にはちゃんとあったよ、大事そうに飾られてたもん。あの、あのとっても綺麗な女の人のしょ、しょうぞうが?目が、すっごく大きくて、なんだか見られてるみたいな気がしちゃって……でも、

不思議と怖くはなかったなぁって」








潔癖「そう、なら掃除をしてた時にはちゃんとあったのね」
臆病「う、うん……なんでなくなっちゃったのかなぁ、どろぼうさん?」
潔癖「うーん、でもそんなに高価な絵じゃぁないのよ?あれは 『眠りに落ちた美女』ってタイトルで、無名画家が娘さんの寝顔を描いたものらしいの……彼と彼女以外にはそれほど価値のある絵じゃ無い筈よ」


「もっとも、その画家も娘ももうこの世にいないけどね」


結局あの絵は結局見つからなかった。
奇妙なことに泥棒が入った痕跡はなく、防犯カメラにも何も映っていなかったらしい。



泥棒「……いつの間にか昼寝してたみてーで、気づいたら兄貴が部屋で電話かけてて、

「あ?ハッ、馬鹿が。分かってるっつの!」
『 ……なった ……いつか …… 』
「あぁそーだな、まぁ良いんじゃねーの?」
『たしか …… かけ …し ……』
「はぁ?そうだったか?おう…… あー、そうかもしんね。ちょっと待ってろ」

つって。俺は何となくだけど変な感じっつーか嫌な感じ?がしてずっと寝たフリしてたんだけどよ、その後シフがちょっと電話離して、その時、俺、聞こえたんだよ!はっきり!相手側の声が!


『お掛けになった番号は現在使われておりません。番号をお確かめの上お掛け直しください』


って!!!!」




マウス「いやぁ、ちょっと聞いてくれへん?あのな?昨日スネちゃんと隊長が、

『えっ、今日のメシ隊長が作っ……イエ何でもナイデス食います…………あれ?うまい……?え!何の肉っスかこれ!?』
『あ、美味しい?良かったぁ、山口産だよ』

って、会話してんのを聴いてしもたんやけどコレどないしたら良かったん?」
覚醒「忘れろ。もしくは今ここで忘れるまで殴られろ」




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