長編

□an afterword
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【あとがき】


イチが零を、零が壱を、壱が零を救いたいと願って、それが叶ったときイチは自分の幸せを見つける。
というのが裏テーマでした。一言も明記してませんでしたが実はそうなんです、はい。

愛することとか愛されることとか強さとか弱さとかそういうものがちょっとでも書けていたらいいなあと思います。それから皆が幸せに終われているように読んで貰えたら幸いです。
……前述トライアングルでは結果的にイチだけ片思いみたいになってますが彼女は住人に可愛がられているので良しとします。良しとしてください。

ちなみに長編としてのラストスパートを『終幕』で終えてしまったので最終話が盛り上がりに欠けている気がするのが気懸かりです。いや、最後で一気に上げられれば良かったんですけどね。技量不足でえへへへへ。
あとエピローグは現行でいくか夢主の話でいくか、かなり悩みました。が、この主人公は使いまわす事が決定している訳だし、それなら零の話を完結してあげたかったのでこのままで。ここに至ってはHTF微塵も関係ない話になっておりますが分量的には(これでも)精一杯抑えましたので!努力はした!

後はまあ、スペシャルサンクスfor広辞苑と明鏡国語辞典ですかね。タイトル的な意味で。
あれ実は結構大変だったんですよ、説明文に載せる『意味』部分を簡潔に纏めるのが(笑)
油断すると長くなりすぎるし、削りすぎると意味不明になるし……。
サイト立ち上げた当初はガラケーだったので、そのモニター内でタイトルと説明文合わせて一文に収まるようにするというのを規則にしてました。今あいぽん5を使っているのでガラケーからどう見えているのかが分からないのがネックですが。できれば一文に収まってるといいなあ。
因みにタイトルの熟語の決め方だけは結構適当でした。内容と登場人物を鑑みて字面がよさげなやつを選んで題名に据えてました。【祈願成就】と【過去】と【雑音】だけは結構初期から決まってましたが。
あ、それから【零】と【壱】のプロローグエピローグ!これは完全にやらかしました!
いや、序章の題名「零」だけど、第0章って意味じゃなくて視点主の事なんだぜっていうなんちゃって叙述トリックのつもりでずっと決めてたんですけど、よくよく考えたら壱(壱)の名前をドリーム設定で変えて読んでくださっている方には何の話だが分かりませんよね。まじやらかしました。反省はしています。後悔はしていない。チャレンジ精神万歳。

……何というか言い訳塗れですね。
ともあれ、完結という形で物語に無事一端の区切りがつきました。よかったよかった。



最後にここまで読んでくださった皆様に謝辞申し上げます。

見切発車上等だったこの長編が完結できたのは、これまでお付き合いいただいた皆さんのお陰です。閲覧数が増えたりコメントを戴いたり、それらは間違いなく管理人にとって創作の糧になっていました。います!
というか実際に、何度か更新停止の危機を救ってもらいましたし(笑)
色々と拙い出し物ですが、少しでも楽しんでいただけたなら嬉しいです。

本当にありがとうございました。
そしてこれからもよろしくお願い致します!


2014/5/2 ぜろ


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