ダリア 1
□君とダリアと生きていきます
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今日は手術の日だ。
そして、関東大会の決勝でもある。
真田に頑張れのメールを入れて俺は手術の準備に取りかかる。
徐々に迫る手術の時間。俺の中の不安が大きくなる。
こんなときにまりあがいてくれれば…。
なんて考えてみた。
明日からリハビリをしたら、全国大会には間
に合うだろう。
だから、どうか手術が成功しますように。
そして、とうとう手術の時間。
俺は手術室に入り。麻酔で眠らされた。
そこから記憶はない。
けど。頭のなかでは、関東大会のこと。
そしてまりあのことを考えていた。
まだ吹っ切れないのか…俺も男としてまだまだだね…。
無事に手術が終わり、手術室からでるとテニス部のみんながいた。
関東大会は青学に負けてしまって優勝できなかった。
真田「だか、全国では幸村もいる。全国3連覇は決まったも同然だ。」
みんなも悔しかっただろう、でも俺らはこれからまだまだ強くなれるんだ。
『…全国では、青学にリベンジしよう。』
「「「「「「あぁ」」」」」」
こうして、皆は帰っていった。
俺は明日からリハビリ頑張るから。
ベットに腰を降ろす。
すると一枚の手紙が俺の目に入った。
宛先を確認する。
…まりあからだった