隠密LOVE

□告白
1ページ/4ページ




不二side


まりあちゃんに会いたい。

また、まりあちゃんと話したい。

君の笑顔を見たい。。




朝練が終わり。
ホームルームが過ぎた。


僕は無性に君に会いたくなった。



一時間目が終わり、まりあちゃんのクラスに走り出す。




「まりあちゃんいるかなぁ?」


君はクラスのみんなと楽しそうにおしゃべりしていた。


「不二先輩!!!!!!!

どーしたんですかぁ?」


「まぁ、いいから(ニコ」


僕とまりあちゃんは屋上へと向かった。



「先輩!私のこと覚えててくれたんですね♪」


まりあちゃんは、嬉しそうに笑った。

「僕が君の事忘れるわけないでしょ?(黒笑」

まりあちゃんの頬が急に赤らめた



「どーいう意味ですかぁ!?」

この子、鈍感だ!!!!

「う〜ん。好きだからかな?」

ちょっとだけ、焦らしてみよう!


「え、ありがとうございます☆
私も不二先輩のこと大好きです!!」

素直に受け止めるんだ・・・。
そんな子始めて見たよ
やっぱり、君はすごく興味深いな。

「それよりさぁ。
まりあ、何部に入ったの?」



いきなり、”まりあ”って呼び捨てしてみた。

君はどんな反応をするんだろう?

「あ、うん。テニス部です☆」

あ・・・・。
僕スルーされたんだね。
(反応が楽しみだったのに(開眼))


「先輩!!!!私なんかしましたか?
なんか怖いです。」



「何にも・・・・。
ねぇ、”まりあ”」



今度は名前を強調してみた。。



・・・・・・(////)



気づいた・・・。

顔が真っ赤だ!!!



「先輩!!!なんですかぁ。」


「やっと気づいた?」


「最初からからかってたんですか!?」


「・・・クス」




キーンコーンカーンコーン



授業開始のチャイムが鳴った。。

君は焦りだす・・・。

きっと、先輩の僕には言いにくいんだろうね。



「君は授業に行くかい?」


「”君は”って先輩は行かないんですか?」


「あぁ、もう少しまりあと話していたいんだ。」


「じゃぁ、わたしもサボっちゃいます☆」


「・・・ハハ ありがとうv」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ