銀神1
□はじめての気持ち
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「…ごめんなさい…でも…やっとわかったネ。私、銀ちゃんが大好きなんだって…」
「あぁ…そうかぃ…」
「ねぇ!!銀ちゃん!!本当に大好きア…」
しゃべる神楽の口が何かによって塞がれた。
銀時は不意打ちにキスをした。神楽の銀時に対する好きの気持ちが銀時に痛いほど伝わって、銀時も気持ちが押さえきれなくなったのだ。
「…俺もいつからか、神楽ちゃんに骨抜きにされていたのかもな…俺も多分好きだから…」
「!!!ぎ…銀ちゃあああん……うわあぁーん…」
嬉しさなのか、安心なのかわからないが、神楽は急に泣き出してしまった。
「ぎ…銀ちゃああん!!!」
「はいはい、じゃあ一件落着したことだし、寝るか!」
その時神楽は、ぴたっと泣き止むと…
「まだ解決してないアル」
「え…?」
「お前私の裸を見たダロ謝るヨロシ!!レディの風呂に勝手に入ってくるなんてデリカシーが無さすぎるアルヨ!!!」
「…いやいや…あれはあれで良かったよ?神楽ちゃん結構予想と違うかったし…何より胸が大きく…」
「ホワァチャアアア!!!」
「ブファーーー…」
この後銀時が神楽によって殴られた鼻はまた鼻血を出していたことは別のはなし。
end.