novel

□Dear…
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「……セト様」


「私はとても幸せでした」


「貴方にまた出会えて」


「貴方ともう一度話すことが出来て」


「その時間はほかの人から見ればとてもささやかなものだったのかもしれませんが、少なくとも私の中では、永遠ともいえるほどに長く感じられました。何より……一番輝いています」


「だから……どうか御自分を絶対に責めないで」


「髪も、肌も、瞳も、何もかも人とは違っていた私を。」


「二度も助けて頂いたこと……」


「これからも絶対に、忘れることはありません」




「次は…私が貴方を御守りする番です」


「三千年もの間――果たせなかった誓いを」



「今」

-end-

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