*precious*

□ダンス大会
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薄桜学園の学園祭、今年はダンス大会となりました。























「・・・今年は・・・ダンス大会なのか・・・」


「一君、踊れないの?」


沖田さんの問いに、斎藤さんは小さく頷きました。


「俺はおどれるよ」


「もちろん、俺も踊れる」


藤堂君と風間さんの間に居る、龍之介君は俯いていました。


「君も、もしかして踊れないの?」


「あ・・・ああ・・・」


龍之介君は恥ずかしいのか俯いたまま、頷きます。



「じゃあ、みんなで特訓しようぜっ!」






















ということで、沖田さんと藤堂君の風間さんの少し?厳しい、特訓が始まりました。特訓の成果もあり、上手になりました。




























そして、いよいよ学園祭、当日です。


「イケメンたちと美女一人のダンス大会を体育館でやります。是非、来てください」


山崎さん代表の宣伝係が、門の前で宣伝していたおかげでダンス大会の会場の体育館に、他校の生徒たち、親子たちが訪れました。
























「こほんっ・・・司会の土方だ」


「同じく、司会の山南です」


司会は、国語の教師の土方先生と保健室の先生の山南先生です。


「主催者は近藤校長です」


「会場盛り上げ、新八。原田が・・・何だ・・・これ・・・せくしーきゃめらまん・・・?」


土方さんは、首を傾げたが、司会を続けました。


「で、エントリーbP。ダンサーは、斎藤、総司、平助、風間、井吹」


「ギターリストは、南雲君と雪村君。以上です。では、スタートです!」


薫さんと千鶴さんが、前奏をギターで弾く。


「クールだぞ!!南雲と千鶴ちゃん!!」


永倉さんの歓声と、観客の他校の生徒たちと親子たちの歓声が上がります。


薫さんと千鶴さんが、二人揃ってジャンプしたと同時に沖田さんと平助君と風間さんのダンスが入りました。


沖田さんと藤堂君と風間さんが、後転宙をします。


三人は、ウインクもしました。


天霧さんと不知火さんは「I LOVE 風間」と書かれた段幕を持っていました。


風間さんのウインクを見て、天霧さんと不知火さんは沈黙しました。


「イケてるぜ!!総司と平助と風間!!」


永倉さんの歓声と、観客の他校の生徒たちと親子たちの歓声が上がります。


次は、龍之介君もダンスに入ります。


龍之介君はやっぱり恥ずかしいのか、頬を赤く染めながら、踊ります。


「可愛いぜ!!龍之介!!」

永倉さんの歓声と、観客の他校の生徒たちと親子たちの歓声が上がります。


その次は、斎藤さんが竹刀を握りながら踊ります。


「かっこいいぜ!!斎藤!!」


永倉さんの歓声と、観客の他校の生徒たちと親子たちの歓声が上がります。


最後に、チームみんなで決めポーズをしました。




























日は暮れ、ダンス大会は終わったけど、薄桜学園の生徒たちは、まだダンス大会の一位を知りませんでした。


「来てくれた方々に投票をしてもらった。ダンス大会の一位のチームを発表する。一位のチームはっ・・・!!」


近藤校長が一位を発表しようとします。薄桜学園の生徒たちは、ごくりと息を飲みます。



「明日、発表だ!」


END&おまけ



「いやー、一君、匠の技だったな」


「竹刀を持たせたら、急に踊れてびっくりしたよ」


「結局、せくしーきゃめらまんって何なんだ?」



主催者

近藤さん


司会

土方さん 山南さん


薄桜学園学園祭ダンス大会宣伝係代表

山崎さん


ダンサー

斎藤さん 沖田さん 藤堂君 風間さん 龍之介君


ギターリスト

薫さん 千鶴ちゃん


風間さん応援係

天霧さん 不知火さん


会場盛り上げ係

永倉さん


せくしーきゃめらまん(カメラマン)

原田さん






→ 作者あとがき&御礼

 
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