戦国無双 夢部屋3 ( 筑前)

□はじまり
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そらは慎重にデッキを歩いて行くと後ろから誰かの気配を感じた。
銃を構え思いっきり振り向くと先ほど撃たれた木村が撃たれた傷を押さえ苦しそうに立っていた。

木村:「そら…」

そら:「木村さん…」

そらは銃を下ろし掛けつける。
そして少し隠れた場所へ移動し急いで止血し布を巻いた。

木村:「ハアハア…済まねぇ…。マルタイは?」

そら:「無事です。今、後藤さんが警護に当たっています。」

木村:「そっか…後藤先輩が付いてれば安心だな…。」

そら:「とにかく此処を離れた方が良さそうですね…」

木村:「ああ…まだどっかに隠れて俺らを狙ってる…」

二人は慎重に壁に背中を当て移動すると敵がこちら向けて発砲してきた。

そらは一瞬敵の姿を見逃さず撃ち倒していく。
玉を詰め直し再び慎重に進んで行く。
すると続々と敵が流れ込んで激しい撃ち合いが始まる。
木村も必至で応戦し敵を撃って行くしかし木村の後ろを狙って敵が撃つと同時にそらは木村に体当たりし銃弾がそらの脇腹に貫通した。
止めを刺そうと狙う敵を木村が撃ち木村を狙おうとした敵は後藤が駆けつけ撃つ。
そらは倒れた。すると敵のボスが人質と共に現れた。

ボス:「そこまでだ…貴様ら銃を捨てろ」

木村と後藤は渋々したがい銃を床に置き手をあげた。

木村・後藤:「「((くそっ…))」」

ボス:「福田元総理の居場所を教えろ。さもなくば命だけは助けてやる。」

後藤:「俺らはSPだ。そう簡単に吐くか!」

ボス:「そう強がっていられるのも今のうちだ…お前らその女を起こせ!」

手下はそらの体を起こすと手すりから身を投げるような状態になった。

木村:「貴様ら許さねーぞ!」

ボス:「さっさと吐け。そうすればこの女も助かる…」

そらは意識を取り戻し自分の置かれた状況に気づく。明らかに自分が足でまといとなってしまった事に気づきこの状況を打破しようと策を練る。

とにかく海に落ちてもタダで落ちるつもりもないが、敵ボスの人質を解放が先…敵は残り三人まで減っていた。

そらは自分を抱えて油断している敵から銃を奪い海へ落としたが引っ張られ自分も海へ落ちたが一瞬でもう一人の敵を撃った。
敵はボスだけになった。その後、人質は解放されボスは逮捕となった。

しかし、そらと落ちた敵を救出すべく救命ボートで捜索されたがそらの姿だけが見つからなかった。
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