戦国無双 夢部屋3 ( 筑前)

□ギン千代の思い
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お己代:「ギン千代様、確かに私は宗茂様をお慕いしておりますが・・」

ギン千代:「・・・」

お己代:「私はギン千代様を同じ以上に尊敬して居ります。私の勝手な思いですがギン千代様の隣には宗茂様が居て欲しいのです。」

ギン千代:「お巳代、私を思って言ってくれているのは嬉しいが・・誤解だ」

お己代:「ギン千代様?」

ギン千代:「私は宗茂に恋などしていない」

お己代:「ええ!?」

ギン千代:「だが結婚した以上、夫である宗茂を認めていないわけではない。むしろ尊敬している。」

お己代:「・・・」

ギン千代:「立花にとって必要不可欠の存在だ。それにお己代・・」

お己代:「はい」

ギン千代:「今の私に恋など一切必要ない。立花の当主である以上そんな思いはとうに捨ててきた・・。これ以上この話はするな!」

そう言い捨てギン千代は大阪城へ向かった。
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