あさPの小説
□元気をだして
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愛「あ〜あ…なんであんなこと言ったんだろ…。」
私、篠原愛実。恋に悩む女の子…。
話は2時間前にさかのぼる…
望「おはよう!ハニー☆」
愛「ウザい!くっつかないで!」
望「そんなこと言わないでさぁ〜…。」
こいつは1つ年上の望。一応彼氏…。
でもいっつも『ハニー☆』とか言ってきて、本当に子供!
その日もいつもと変わらない1日を過ごしていた。
…はずだった。
事件は江莉の一言から始まった。
江「愛実、望くんと本当に仲良いよね!うらやましい…。」
愛「やめてよ!困ってるんだから!」
江「え〜!でも嬉しいくせに〜!」
愛「別に嬉しくなんか…。」
江「とか言って…好きなんでしょ?望くんのこと!」
愛「別にあんな奴のことなんか!」
バサッ…
教室のドアのところで、鞄が落ちる音がした。
愛「…望!」
望「…愛実…今の本当?」
愛「そっ…そうよ!あんたなんて別にどうとも…」
バンッ!
望は走って行ってしまった…。
なんであんなこと言ったんだろ…?