あさPの小説
□失敗と書いて…
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ス「滉一違う!」
滉「すみません…。」
練習が始まってからスタッフさんに怒られてばっかり…
何しろ主役は1番目立つため細かいところまで演技指導が入る。
さらに膨大な量のセリフ…
俺は失敗してばかりだった。
本番までもう1ヶ月ないのに…
有「お疲れ!滉一!」
練習後、落ち込んでる俺に有海が話しかけてきた。
有「大変だね…」
滉「うん…なんか失敗ばっかでさ…本当に主役俺でいいのかな?」
有「あのね滉一…前に本で読んだんだけど…ある人が言ってたよ、『失敗と書いて経験と読む』んだって。滉一の失敗は滉一にとって全部経験なんだよ。だから大丈夫!自信持って!」
滉「失敗と書いて経験と読む…」
有「そう!頑張って!」