あさPの小説
□先輩たち
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樹「次元…泣かないで?」
次「でもっ…悔しいっ!」
ダブルダッチの課題が出来なくて泣いている次元。樹音は慰めようと近づいたけど…うまく慰めてあげられない。
こんな時…みんなならどうしただろう…?
―2年前―
樹「ちーちゃん…」
ち「泣かないで樹音…!来年からは樹音が天てれを引っ張っていくんだよ!」
里「そうだよ!樹音なら大丈夫!」
2年前のあの日、樹音を新人の時から可愛がってくれたちーちゃんや里穂ちゃん、更に同期の公輝くんや望、仲が良かったエマまで天てれを卒業していった。
と同時にてれび戦士の仲で樹音が1番のベテランになった。
去年は勇気やつぐちゃんがまとめていたけど…今年はそうはいかない。何てったって中1が最年長っていう予想外の展開。
樹音は樹音なりに色んな戦士を見てきた(つもり…)。色んな先輩を見てきた。樹音も…ああいう良い先輩になれるのかな?