おぞフラ!

□第3話・部活動!おぞうの初恋
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「てか、なんであんたはナンパ待ちしてたのよ!」
紫式部がそう聞くと、
「え?
…だって、こんな美少女がミニスカート姿で、おまけに頭にリボンまでつけていたら、誰でも振り返るではありませんかぁ〜!」

「………………。」
部室は、固まった。
「別の意味で…ね。」
紫式部だけでなく、その場にいた誰もがそう思ったのだった。

「これからもよろしくお願いしますわね、センパイさんっ!」
おぞうは、センパイさんの腕に抱き着いた。
「あーよろしくよろしく」
こうして、センパイさんの地獄の一年が始まった。
「でもね、フラッシュ先生はどうしたの?」
「ま〜くらまくら!」
清少納言と枕草子がそう聞くと、
「フ…フラッシュ先生は別腹ですわ!」

恋多き象豚・おぞう。
果たして、センパイさんへの想いは通じる日が来るのだろうか…。


続く!
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