幕末人物伝
□岡田以蔵
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岡田以蔵
幕末四大人斬りの一人。
武市瑞山(半平太)の命ぜられるがまま、暗殺を行った。
足軽の長男として、土佐で生まれる。
父親が、「郷土」という身分をお金で買ったとされる。
武市瑞山に師事し、剣術を学ぶ。
後に、江戸に出て鏡心明智流の名門である桜井道場に入門。
武市に従い、中国・九州を武術修行した後、土佐に帰国し、土佐勤皇党に加盟した。
その後、以蔵は人斬りとして活躍。
しかし、捕らえられて拷問を受ける。
拷問に耐える以蔵に対して全てを自白してしまうのではないかと、疑念を抱いた武市が毒を持った饅頭を送る。
これは未遂に終わるが、武市のために人を斬った以蔵は、武市の裏切りを知り、全てを自白した。
「獄門」とは、三日間首をさらされる江戸時代の刑のこと。
付加刑として、財産の没収、死体の埋葬・弔いが許されなかったという。
1865年(慶応元)年 岡田以蔵・没
現代でも、彼の孤独に共感を覚える人も多いためか、今でも彼のお墓には花が耐えないという。
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