家庭教師ヒットマンREBORN!

□跳ね馬と小鳥
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「恭弥さ、なんか最近自分の感情にすごい素直だよな(嬉)」
「…そうかな」
「おう!よく笑ってるし…あっ、もしかして俺の影響とか?」
「どうしてそんな─!…何とでも言えば」
「…え?」
「………。」
「…マジで?」
「………。」
「俺…、その言葉マジに受け取るぜ?」
「………。」
「…恭弥可愛い!!」
「ちょっと─!」
「大好きだぜ恭弥」
「何言って…」
「また、ぜってー建ててやるからなッ!!!!恭弥の好きなだけ!!!!」
「!」
「だから…だから、俺を捨てるなよ?」
「…捨てないよ。あなたと一緒にいると得をすることもあるし…」
「え!!(ショック)」
「それに…」
「?」
「…あなたのこと、嫌いじゃないから」
「!!!!!!!」
「………。(照)」
「…俺も愛してるぜ!!!!世界中の誰よりも恭弥を愛してる!!!」
「…臭いセリフ」
「イタリアの男ってのは生まれながら愛の言葉を知ってんだよ」
「…気持ち悪いね」
「何だその反応!!なんか今まですげーいいムードだったのに!!」
「はぁ…。まったく誰が壊したんだか─」
「俺かよ!!!」

この1ヶ月後、イタリアの環境には似ても似つかない『並盛中』という、白く巨大な建造物がまた一つ建てられた。

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