家庭教師ヒットマンREBORN!

□接触
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「恭弥ぁー…」
応接室に入ってきた第一声が、それだった。
「きょーや恭弥キョウヤ」
「…何」
「あのさぁ」
「ん」
「ちゅーしてもいい?」
「……。」
企画書の見直しをしていた雲雀に、革張りのソファーに座るディーノが言う。
「……。」
「…紅茶でも飲む?」
「うん」
この間美味しい茶葉が手に入ったんだ、と付け加え、慣れた手つきで紅茶を煎れていく。
「はい」
「ん、サンキュな」
「…少しは落ち着いた?」
「うん」
「そ」
カップを持ち上げ、優雅に紅茶を飲む雲雀。
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