家庭教師ヒットマンREBORN!

□ある昼下がり。
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「…やっぱり外す」
「な、俺さっきっからダメって言ってるよな」
「いや、絶対外すから」
「何で!!!!?」
「何でも」
「恭弥の馬鹿!!(泣」
「何とでも言えば」
「もう絶交な!!もう恭弥とはぜってー口きーかない!!決ーめた!!」
「そ、」
「………。」
「………。」
「……恭弥ぁ(泣」
「………。」
「恭弥ったら!!」
「…何なのあなた。絶交でしょう?もう口きかないんでしょう?」
「そーだけど…」
「なら呼ばないで」
「………。」
「………。」
「…やっぱ無理!!ダメだ!!撤回する!!!!するから…、何か言って」
「はぁー。(深い溜め息)…悪趣味」
「いきなりソレ!?」
「…変態」
「うぅぅ…」
「…バカ」
「恭弥ぁー…」
「…バカディーノ」
「暴言ばっか吐くなよな…ん?あれ、今、たしか名前呼んで─…」
「書類の整理で忙しいからもう出てってよ」
「え、でも今─…」
「早くしてよ」
「まだ会ってから20分も経ってない─」
「…咬み殺すよ?」
「はーい…」
ガチャッ
「じゃあね」
「…ま゙だな゙(泣」
ガチャッ
「またね、ディーノ」
徐々に遠く、小さくなっていくディーノの背中に雲雀は薄く微笑んだ。
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