詩もどき

□言葉
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その言葉は放った途端

誰にも聞かれず朽ち果てた

その内容は誰も知らない

その内容は君も知らない



僕は何を言おうとしたのか

何を伝えたかったのか

僕すら知らない振動達は

死ぬ為に生まれた子豚のようで

美しいか醜いか

誰にも知られず悲しげに







嗚呼、言葉は時に、こんなにも無力だ



end

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