詩もどき

□不自然な僕ら
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僕らは何所か蜃気楼に似て

其処に居るようで、それは偽り

必死に距離を縮めようとしても

腕は空振り触れることは無い



近付けば離れるくせに

諦めると寄り付いて

僕が諦めることを許さず

僕を諦めることを許さず





不自然で不可思議で不気味な曖昧




なのに僕を魅了して止まない




何所までも不自然な、僕ら


end

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