詩もどき

□堕落
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その言葉を放った時に

気付いてしまった

堕ちていくのを



錆び付いたブレーキ

それは感情

もう決して動かない



砕けた硝子

君という名の

優越感の為に

叩き壊したのは僕



墜落

停まらない

加速

終わらない



流したかったのは涙

忘れたのは方法

壊れたのは涙腺














壊れたのは僕







end

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