09/16の日記

20:28
レイリスさん家
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夫婦
レイリス ティエリア
子ども
ミハエル





今日は休日。
もう朝の9時で、いつも一緒に寝てるはずのティエリアはいない。
仕事を頑張ってる僕に、まだ寝てていいって言ってくれてるのだろうか。
もしそうなら、お言葉に甘えて寝させてもらおう。そう思い、布団を深くかぶりまた夢の中へと旅立とうと目をつぶった。


ボスッ




なにかが僕の上に乗った。

「レイリス〜」


ティエリアの声とは違い、幼い子どもの声。


おきろとベッドの上で跳ね回るなにかを捕まえ、布団の中に連れ込んだ。


「うるさいよ、ミハエル」

少し、ムッとした顔でそう言う。
でも、ミハエルはそんなことしったこっちゃない、なんて顔をして、

「あそぼうぜ!」


あぁ…可愛いな。

ギュッと抱きしめて、眠いってことをミハエルに伝える。

それでも、僕の言い分は聞いてくれず、あそべと騒ぐ。




たまの休みぐらい、寝かせて…なんて思ったけど、たまの休みぐらい、遊んであげないとね。


「もう…仕方ないなー」

遊んであげる。


そう言うと、嬉しそうな顔をして僕の腕の中から抜け出した。



よっぽど嬉しかったんだろうか、走ってティエリアにこのことを伝えに行ったみたいだ。


転んだりしないよね。

欠伸を一つしながら、服を着替えて二人がいる部屋へと向かう。



ポテッと僕の足にくっついて、『大好き』なんて言われたら……嬉しくって頬が緩んだ。


 

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