04/28の日記

16:08
メモメモ
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僕が、金色の瞳の気まぐれな猫にあったのは、なんてない日の夜のことだった。ほんとに気まぐれで、とても凶暴で、口が悪い。出会いはすごく最悪だったけれど、彼になら親友を任せれる、なんて思ってしまった。
とても気まぐれで凶暴な、そう…さながら猫のような彼。


僕は、猫は大好きだけれど、あの金目で緑が勝った黒猫の相手は、少し嫌かもしれない。触ればかみつかれ、引っ掻かれ。
あぁ…そういえば、僕も金色の目をしていたんだった。
でも、僕の瞳よりもとても綺麗な金の瞳。そして、とても強い眼差しのあの瞳は、僕は好きだな。威圧感があって、背筋に冷たいものが走る。存在自体、今まで気づかなかった。いや…少しだけ、気づいていたかもしれない。


たまに感じる冷たい視線と似ていた。




僕が、気まぐれで凶暴で口が悪くて、僕なんかよりも生きるということに執着している、そんな彼に出会ったのが、ほんとになんてない日の夜だった。
もう一度言うけど、ほんとに出会いは最悪だった。









たまに、眠れない夜があった。イアンさんといろいろと話をして夜を寝ずに過ごすこともあったかれど、寝ようと思っても眠れない夜があった。
悩みがある、なんて僕自身信じれない。きっと、トレミーに乗っている人に、「悩みがあるんだ…」なんて、すごく思いつめた顔をしてそう言ってみれば、きっと化け物を見たような顔をして僕を見るだろう。

そして、お前に悩みなんてあったのか?
なんて聞かれるのだろう。

きっと、二つ返事で、ないって答えれるよ。

でも、本当に理由がよくわからなくて。寝なきゃダメなのに、眠れない。おかげで眠れない夜が何日も続いた。
自分自身、わからないような悩みがあるのだろうか。…僕は、そんなにデリケートに出来ていたのだろうか。


そうして、何度も自分に問いかけるのだ。

悩みなんて、あるの?


眠れない夜は、宇宙がよく見える展望室で、一人で過ごす。何度も問いかけながら。



たまに眠れない夜があった。何でかなんて自分にはよくわからない。
悩みがあるなんて、僕自身信じられない。きっと、トレミーに乗っている人に悩みがある。なんて言ってしまえば、きっとみんな驚くだろう。悩みがあるような顔じゃないもんね、僕。

よくわからないせいで、眠れない夜が何日も続いたことがあった。最終的には眠気がやってきてやっと寝れるんだけど、結局なんでかはよくわからない。
貫徹をいったい何日すればいいのだろうか

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