学園の物語

□学校の七不思議(後編)製作途中
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亮・「そう言えば、お前・・・今までどこにいたんだ?」

要・「あぁ、落ちた池の底が・・・酷くドロドロでな、ヌットリとして気持ち
  悪かったから、ここでシャワーを・・・って!ワシの存在忘れとったのか!?」

海炎・「わるい・・・。綺麗サッパリ忘れてた。」

要・「お前ら・・・」(泣)

怜・「・・・あれっ?そう言えば、駿もいませんねぇ・・・。」

全員・「・・・あっ・・・。」


さあ、駿はどこからいない・・・?


みんなは、駿を捜すがてら、次の七不思議の音楽室へ行く事になった。


要・「で?ワシの次は駿か・・・?まったく・・・」

雅・「存在感の薄いやつが悪い」キッパリ

要・「ハァ!?」

潤・「もっともだな。」

雅・「おまえも忘れられていただろう?・・・同レベルだ。」(呆)

翠・「そろそろ着くぞ〜。」


音楽室の前まで来ると中からピアノの音が聞こえてきた。


夕華・「これって・・・ショパン!?」

翠・「たしか、音大とかの入試の問題(課題曲)として、よく出題される曲だな。」

小明・「これって・・・かなり難しい曲のハズだよね・・・?」

怜・「昔、音大に受からなかったここの女子生徒がこの音楽室で首を吊って死んだって
  いう噂が・・・」

小明・「きゃーーーーー!!!そんな怖い話しないで〜!!!」

亮・「その幽霊が夜な夜なピアノ弾いてるってか?」

夕華・「んじゃ!成仏させに逝きますかぁ〜!」

海炎・「何行く気満々なんだよ!・・・しかも、『行く』って漢字違うだろ!?」

雅・「お札と塩の準備が出来ました。」

夕華・「じゃ、逝きましょう!」

海炎・「だから、漢字違うってーの!なに、あの世逝く気になってんだよ。」

夕華・「海炎・・・」真剣な目で・・・

海炎・「・・・な・・・なんだよ・・・?」

夕華・「生身の人間が・・・精神体ともいわれる霊に、物理的にかなうワケが
   無いじゃない。しかも、たかが紙と・たかが塩・・・本当にかなうと
   思っているの?世の中そこまで甘くできてないのよ?命かけなきゃ☆」(超笑顔)

海炎・「まだ、死にたくねーし!」
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