Novel

□ポケダン1
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 1 夕暮れの海岸で         ?「これですべてそろったな」「ああ」ある暗い森の中を2つの影が移動していた。周りの景色は暗く数歩さきしかみえないまるで時がとまっているかの用だ。いや、止まっているのだ。落下した落石が、空中で静止している。1匹はジュプトル。しかしもう一つの影はよく分からない。2つの影はある場所で止まった。「やはりお前の…は最高だな。さすが俺のパートナーだ」「…」突然茂みが揺れ1匹のポケモンが出てきた。「あら、ジュプトル。それに…も。あなた達が来たって事は…」「ああ、頼んだぞ」「分かったわ。それじゃああ開くわ。命を賭けてあなた達を送るわ」青白い光とともに2つの影の前の空間に穴があく。中は空間がゆがんでいる。どこに通じているかは分からない。2つの影はためらわず飛込んだ。しかし突然強い衝撃とともに、嵐がおこった。「手をはなしてはダメだ!うおっ!だ大丈夫か!もう少しだ頑張るんだうぉぉぉ!」
バシャン                               







ここは海岸。1匹のポケモンが倒れていた。
「う〜んあれ、ここは?………だ、ダメだ、意識が…」気絶してしまった。一方そのころ、1匹のポケモンがプクリンのギルドを訪れていた。しかし、中に入ろうとはしない。入り口の前を行ったり来たりしている。しかし、意を決したのか、見張り用の格子がかかった穴の上に乗った。「ポケモン発見!ポケモン発見!だれの足形?だれの足形?足形はポッチャマ足形はポッチャマ」「うわぁビックりしたぁ」ポッチャマは飛び退いた。「やつぱりボクにはしょせんムリなのかぁ…」かなり落ち込んみながらポッチャマはギルドをあとにした。向かう先は海岸だ。
海岸ではクラブが口から沢山のアワを出していた。そのアワが夕日に重なってとても美しい。「うわぁ!きれいだなぁ。クラブ達がはくアワが夕日に重なってとてもきれいだ。やっぱり落ち込んだ日はここにくるといやされるな。」             ポッチャマはプクリンのギルドに入門したいのだけれど臆病で入門を申込みできないのだった。
「やつぱりボクにはしょせんムリなのかぁ…」
「あっ!!誰か倒れてる!」
急いで駆け寄るポッチャマ。
「ねぇ、キミ大丈夫?」
「うぅ〜ん」
「よかった!キミきがついたんだね!」
「あれ?ここは?」
「てかポッチャマがしゃべってる!ポケモンなのにっ!」
「ポケモンなのにって、なにおかしなこと行ってんの?ピカチュウ?」
「ピカチュウ?」
「うん。だってキミ、ピカチュウじゃん。」
「違う!オレはニンゲンだ!」
「キミっておかしなことばかり言うね、ピカチュウ」「ピカチュウじゃない!オレはタツヤだ!」
「ふ〜ん。キミ、タツヤってゆうんだ」
「そんなにボクの言うことが信じられないなら自分の体見てみたら?」
オレは自分のからだを改めて見直す。
だってオレはポッチャマに起こされてビックリしてそんな余裕なかったから。
「えぇ〜〜!?」
「そんなぁ!オレ、ピカチュウになっちゃった!?」「キミっておかしなやつだなぁ」「もしかしてキミボクを騙そうとしてる?最近ぶっそうで危ないポケモンも増えたけどキミもそうなの?」「そんなわけないだろ!だいたい、騙してどうするんだよ」「そ、そうだよね。疑ってごめん。最近ぶっそうで危ないポケモンが沢山居るんだ」そんなはなしをしていると…
何かがポッチャマにぶつかり、ポッチャマはなにか石盤の様な物を落とす。「おっと!ごめんよ!」ドガースとズバットだった二匹はポッチャマが落とした石盤を拾った。「そ、それ返してよ!ボ、ボクの大切な宝物なんだから」「返してほしけりゃ力ずくで奪い取ってみな!」 「…」 「なんだ、来ないのか?いくじなしめ。じゃあなよわむし君」そのまま二匹は海岸にある洞窟に入っていった。 
「大変だ!あれは、ボクのたからものなんだ!取り返すの手伝ってくれる?」
「まあ、いいぜ。別に行く宛てもないしな。」
オレとポッチャマは海岸の洞窟へ入っていった。

2 海岸の洞窟

「食らえ、アイアンテール!」
「ぐわっ!」
オレは野生のカラナクシを倒した。そして、一番深いところについた
「もう大丈夫だぜ。オレが倒した。しかしめちゃめちゃ臆病だな」
ポッチャマはしゃがんで震えていた。
「ボクってとても臆病なんだ… だからプクリンのギルドに申込みできなかった…」
「プクリンのギルド?」
「うん。プクリンのギルドってのは、プクリンのもとで一人前の探検隊になるために、修行するんだ。」
「探検隊ってことは、何匹かでチーム作るんだろ?」「うん」
「じゃあ、お前1匹じゃチームつくれないじゃん」
「あ゛…考えてもみなかった…」
「お話はおしまいだ!食らえ!エアスラッシュ」
ズバットがいきなりあらわれエアスラッシュをしてくる。オレはエアスラッシュをアイアンテールで弾き返した。
「ふん!卑怯なやつめ
「チッ!ドガース一気にやっちまうぞ!」その時ポッチャマが、叫んだ。
「ボクの石盤返してよ!あれは、ボクのたからものなんだ!」
「お前そんなこといいながら震えてるぞ!食らえ!エアスラッシュ」
「させるか!」
オレはポッチャマの前に飛び出した。
ガキン!アイアンテールで弾き返す。エアスラッシュははねかえってズバットとと、ドガースに当たる。
「がはっ!」
「これで決める!電気ショック!」
バチバチバチ、      ドッカーン!
ドガースに引火して爆発した。オレはドガースとズバットを倒した。
「わかった。返すよ、返す。ほらよ」
ドガースはオレに石盤を投げてきた。
「あのこれオレのじゃないけど…」
「渡してやってくれ。」
言った意味が後ろを振り返ってわかった。
ポッチャマは恐怖で気絶していた。
「あちゃあ。本当に臆病だなあ。こいつ大丈夫かなぁ?」
続く
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