CP,all
□俺たちだけの秘密
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週に一度、金曜日の昼休み。
その日だけは友人達と昼食を取った後、1人である場所へと向かう。
あの人がいる保健室へと。
「失礼します」
「おぉ、来たか準太」
「ちわっす、島崎先生」
俺がこの保健室に会いに行っているのは“島崎先生”。
先生とはいっても、普通に勉強を教えている教師ではないのだけど。
今日は珍しく、俺以外に此処を訪れている生徒がいない。
これは俺らにとってかなり都合のいいことだ。
「準太ぁー名前」
「あ、すんません・・・」
「なぁーに赤くなってんだよ(可愛いなぁ)」
「だって“慎吾さん”が焦らすから!!」
「準太」
赤くなった俺の頬に手を添えて、触れるだけのキスをした。
少し触れただけだったけど、慎吾さんのそれは温かかった。
「慎吾さん・・・」
「何?」
「好き・・・です」
「俺も好きだよ・・・」
どうしてそんなことを口走ったのか分からない。
でも、慎吾さんは気にせずに答えてくれた。
俺はそれが凄く嬉しかった。
短い昼休みにこうしている俺達の関係は
勿論・・・・・・
俺たちだけの秘密
(いつバレてしまうのか、正直俺は不安です)(慎吾さんはどうなんですか)
*あとがき*
―――――――
4月10日ということで・・・おめでとう、島準の日!!!
2日前くらいに思いついたので・・・とにかく当日に間に合ってよかったです。
その代りいつもより短めなのですが;しかもなんだこのぐだぐだした感じは・・・
一応、先生×生徒を書いたつもりなのですが、如何でしょうか?ダメっすかね;;
普通にいちゃいちゃさせたかったのにパロに逃げてしまいました。反省・・・・・・
今まで書いた中で多分一番甘いです。甘くしたつもりです!!!
書いてるこっちが恥ずかしくなりました。やっぱり甘いのは難しいです・・・。
→08.04.10