書物
□禁じられた愛情
3ページ/12ページ
そのままなだれ込む様に銀時に覆い被さっていた。
ちょっとビックリしている銀時の顔に俺は惑わされそうになり、その綺麗過ぎる顔から視線が外せない。
「…し、晋ちゃん…?」
「…あ、…ワリィ…」
名前を呼ばれ、ハッと我に返り銀時の上から体を退け、引っ越しの続きを始めた。
これから始まる生活の中で…
一体いつまで我慢が出来るかと言う…
…不安を抱えながら…
『…はぁ…ぅうんっあ、…晋ちゃ…』
体中に汗を掻き、白い肌が仄かにピンクがかり、淫らに脚を広げ、グポグポとイヤらしい音を立てながら、俺の盛った欲望が銀時の中で暴れまくる。
突き刺し、奥まで捩じ込む度に、ビクンと銀時の体がしなり、俺の体に爪を立てた。
「……ん、…ちゃん、…晋ちゃん!!」
「…ん〜…」
「いい加減起きないと、遅刻するよ!ホラ!!」
「…もう、朝かよ?…銀時ぃ…おはようのチュウは?」
寝ぼけた頭で、銀時の腕を掴み自分の胸に銀時を納めキスをねだった。
『バキィィィ!!』
「ってぇー!何すんだよ!!」
「寝ぼけてないで、さっさと起きろ!!」