Bleach_

□アナタノナマエ。
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今日は7月15日。

死神代行、黒崎一護の誕生日ですww





アナタノナマエ。




「いっちご――――っっ!!!誕生日おめでとぉぉぉぉおお・・グフォァッ!!!」
「一護。はいコレ。僕と啓吾から。」
「おぅ。サンキューな、水色、啓吾。」



ここは一護の高校。

朝から誕生日おめでとうのハイテンションな抱擁を顔面キックで飛ばされた啓吾といたって冷静な水色からのプレゼントを受け取る一護。



「一護おめでとっ!!はいコレは私と織姫から。」
「お、おめでとう黒崎クンッvv」
「お。たつき、井上。ありがとなww」



一部のマニアならぶっ倒れそうなさわやか笑顔を浮かべ一護は皆からプレゼントを受け取っていきます。













そしてその夜・・・・・・・。(展開速いよ。



「ふぅ・・・。皆いっぱいくれたな♪でもアイツは・・・・・・・・・やっぱり忙しくて来れないか。」



家族での誕生パーティーを終え、少し寂しそうに一護は呟きます。
そう。
一護は愛する恋人である護廷十三隊十番隊隊長、日番谷冬獅郎を待っているのです。
しかし相手は隊長。
デスクワークや任務など彼にはたくさんの仕事があるのです。
しかも自分は地獄蝶を持たない死神代行。
逢いたくても逢いたくても逢いにいけなくて愛する冬獅郎を待つ事しか出来ないのです。



時はもう11時45分。一護の誕生日は終わろうとしています。



「来いよ冬獅郎。プレゼントなんて、モノなんていらないから・・・・。」



と、その時・・・・・・







「黒崎っっっ!!!!!!」
「とっ、冬獅郎!?」
「今何時だ?」
「エ!?えと今は・・・・11時50分だけど。」
「そうか・・・・。ならギリギリ間に合ったか・・・・・。(汗」





そうです。冬獅郎は必死で仕事を終えて必死に走りなんとか一護の元にやってきたのです。
世界で1番大切な人の大事な記念日のために・・・・。




「冬獅郎・・・・・。来てくれたのか。」
「あ、当たり前だろっ!!!今日はお前の誕生b・・・!?」



言い終わる前に冬獅郎を抱きしめる一護。
最初はびっくりして暴れた冬獅郎もおとなしくなり、一護の腕の中・・・・・。



「黒崎。誕生日おめでとう。でも俺・・・・・忙しくてお前にプレゼントもって来れなかったんだ・・・。」
「いいよ冬獅郎・・・。今日この日にお前に会えただけで俺は幸せだぜ?」


一護が笑顔でそういうと真っ赤になってしまった冬獅郎。


「でも・・・・。黒崎に俺もなにか形になるものあげたかった・・・・。」


そう言った悲しそうに冬獅郎の視線の先には大量の一護への誕生日プレゼントが。



「気にすんなって冬獅郎vvあ、でもそんなに気にするなら俺の頼み1つ聞いてくれよ。」
「?・・・・・あぁもちろんだ。俺は何をすればいい??」
「俺のこと黒崎じゃなくて一護ってよんで??」
「・・・・・・・・・・なっ狽ネんだよソレ。///////」
「だって冬獅郎、2人の時でも名前でよんでくれねぇし。言ってくれるとしてせいぜいヤッてるとk・・「だ、黙れぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!(照」」



突如軽い問題発言を言い出そうとした一護に手じかにあった枕を投げてとめた冬獅郎。
剛速球の枕が顔面に当たった一護は一瞬フラつきながらも照れまくりの冬獅郎を膝立ちで後ろから抱きしめ耳元で囁くように願いを言うのです。



「な?とりあえず2人の時だけでいいからよんでくれよ。」



耳元囁き+後ろ抱きに弱い冬獅郎はとうとう観念するのでした。



「・・・・・////分かった・・・・・。」



冬獅郎の返事を聞いた一護は冬獅郎の体を回転させこっちを向けさせ愛する人の翡翠の瞳を見つめます。
さっきより更に照れて真っ赤になった冬獅郎もおずおずと一護のブラウンの瞳を見つめて・・・・・。



「い、一護?誕生日おめでとう・・・・・。」
「あぁありがとうww今までで一番のプレゼントだぜ。」



そう言った一護は冬獅郎の美しい銀髪をなで優しいキスをしました。
時はちょうど零時。
一護は16歳の誕生日を最高の形で終えるのでした。




○●おまけ●○


「い、一護。コレ・・・松本からだそうだ。」
「乱菊さんから?手紙・・・?なんだろ・・・。」

冬獅郎が一護に渡したのは『一護へvv』と書かれた手紙。



一護へ


誕生日おめでとうvv
隊長の休み勝手に16日にしといたから
今日は帰さなくていいわよww(笑


乱菊よりvv



こんな手紙を見た一護は冬獅郎に分からないように笑みを浮かべ

「冬獅郎♪」
「ん?どうした黒さk・・じゃないや一護。」
「俺、プレゼントに冬獅郎も欲しい♪」
「は!?ちょ、ちょっと待てっ!!!!」



ドサッ



冬獅郎をベッドに押し倒し、一護はこう言いました・・・。



「今日一日冬獅郎は俺だけのモノってことでvv」
「ちょ、い、一護ぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお////////////。」

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