Present_

□届けテレパシー
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テレパシーを使えたらいいのに。
最近とても切実に思う。

そうすれば僕らしくもなく悩むことなんて無いのに。



「雲雀のこと好きなのな!」
「それしか言えないわけ?」


違う。
本当はこんなこと言いたいんじゃない。

“ぼくも”たった3文字。
その3文字が言えないんだ。


だからテレパシーが使えればいい。
そうすれば勝手にあいつに届く。
僕の気持ちが。


「ねえ。」
「ん?」

「君は恥ずかしくないの?」

山本何が?って顔。
君にとってはどうってことないことなのかな。
“すき”って言うのは。


「好きって言うことが。」
「え?あ。うん。」
「何で?」


僕の質問に山本は頭をひねったり、
うなったりしながら答えを探していた。


「そん時に伝えたいじゃん?」
「何を。」

「好きってことを!

 好きだなー。って思った時、

 その時に好きって伝えんの!

 その方がスッキリするだろ?」



好き。山本が好き。

今だ。今伝えるんだ。




「僕、は・・・」


「知ってる!」


え?と声を漏らすと、
山本は僕の頭に手をポンと置いて微笑んだ。


「オレのこと好きなんだろ?」



「調子に乗るな。」



キッと睨んだけど、それは照れ隠しだから。

こんなこともテレパシーで届けばいい。






届けテレパシー
(僕には言えない、そんな事


───────────────

山本、自意識過剰な^^
もっくんは知ってるんです。
雲雀が自分のこと好きってこと。

相楽様!!ツンデレMAXですかね?
スイマセン!
こんなもんしか書けません!笑



相楽様のみお持ち帰り可!




07.09.26
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