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□背中
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天才と呼ばれても
私は 苦しいだけ

本当の天才を知っているから

彼は いつも私の前にいる
振り向く事も無く
立ち止まる事も無く

ただ 私の前を歩く


追いつこうと思う
追いついて、
追い越したい

そう思う

追い越してやる、と思う
いつか、彼の前を歩くのだと
いつかきっと、
逆の立場になるのだと


そう思う




けれど 私は。



まだ、彼の背中を
見つめていたい、と

そう思う。

END


〔あとがきという名の言い訳〕
独白っていうのを やってみたかった………!!ダメダメでしたが。
しゅ、修行をつみます!
ちなみに、この話は 朝礼の校長講話の時に思い付きました(笑)
話 聞いてないのが分かりますね。
ここまで ありがとうございました!!




 

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