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□to day is‥‥
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同日 某時刻 警察署 刑事課

「イトノコ刑事、またいないよ……捜査会議かな。」「あのヒゲなら ちょっとした捜査よ。」
「へぇー、そうなんだ……って、冥ちゃん!!」

ピシィッ!!

「いてッ!!」
「馴れ馴れしく呼ばないでッ!!」
ムチと共に登場してきた検事・狩魔 冥が言った。
「相変わらず 走り回っているようね、成歩堂 龍一ッ!!」
「ま、まぁ………全く、誕生日くらいは ゆっくりしたいんだけど………」
「誕生日………?」
冥が反応して 聞く。
「待ちなさい、成歩堂 龍一。……あなた、今日 誕生日なの?」
「え?……あぁ、そうだけど。」
「……………そう、なの」冥は、それだけ言うと 黙り込んだ。


「狩魔検事?」
「………………私はあなたと話し込むほど ヒマじゃないの。じゃあね、成歩堂龍一。」
「え? ちょ、ちょっと待っ………」
「それと、今回のあなたの仕事、私の担当よ。せいぜい あがくがいいわ。」
冥は 笑いながら去っていった。
「…………なんなんだ?」



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