冒険者たちの日常
□あの日の代償
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僕は時々思ってしまう事がある。
皆は選ばれし子供としてデジモンと出会っている。
だけど僕は……悪い事をしていた。それにより作り出された闇によりデジタルワールドに…
つまり、闇に選ばれし子供だと思ってしまうことがよくある。
そういう時、どうしようもなくなり、叫んでしまう。
「うわぁああぁああ!」
「け、賢ちゃん!?」
「ご、ごめん、ワームモン。最近よく怖い事を考えてしまって………」
「辛いなら僕に言って?賢ちゃんの為なら何だってするし、どんな悩みでも聞くから!」
「ありがと。じゃあ、まだ夜中だし、もう少し寝ようか。」
「うん!おやすみっ、賢ちゃん。」
「おやすみ、ワームモン。」