ORIGINAL小説

□DRAGOON&SWAT
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 見渡す限りの草原が広がる大地。
「ここは一体何処なのだろうか?」みんなはそう思っていた。
「とりあえずこの辺を散策してみよう。俺とアレックス森に行ってみる。。三人はトラックで待機して待っててくれ。何かあったら無線で連絡しろ。いいな。」
「了解」
「イエッサー!」
「わかった。」
「わかりましたー!」
ブライアンとアレックスは銃を構えながら森へ入っていった。

「気味悪いですね」
「何が出るかわからないから常に用心しておけ。」
「あんまり奥に行くと帰れなくなるかもしれないですよ。暗くなる前に引き返したほうが良いのでは?」
「おい、ちょっと来てみろ。なんだこれは?」
「何かの肉片のようにも見えますけど、これはひょっとして、」
「おそらく人間だな。」
そう言ったのはブライアンだった。
「見ろ。服を着ている。」
「引き返しましょう。ここは危険です。」
「そうするか。」
二人は引き返そうとした。そのとき、「ガサッ」。
「!」
二人は銃を構えた。そこで目にしたものとは・・・・

そのころ三人はトラックの中でポーカーをやっていた。
「ストレートフラッシュ!」
「またかよ。」
「そんな〜」
「あたしにポーカーで勝とうなんて百年早いわ。」
アリスは自慢げに笑いながら言った。
「悔しい。」
「そういえば隊長たち遅いですね。」
「そういえばそうだな」
「私が見てくる。」
「僕も行くよ。」
「私一人で十分だから。あなたはレイナとここに居て。」
「わかった。でも気をつけて。」
「隊長達を見つけたらすぐに戻る」
「頑張ってきて下さい。」
そう言ってアリスはMP7と手榴弾を持って森に向かった。

そのころ二人は、
「何ですかこいつらは!」
「知らん。とにかく撃て。」
二人は狼のような生物を相手に戦っていた。
「こいつら普通の狼じゃない。」
その狼のような生物は、普通の狼の倍の速度で動いていた。
「この化け物!」
ブライアンはそう叫び、M16を撃った。何匹か死に、生き残った狼は森の奥へと消えていった。
「とりあえず戻りましょう。ここは危険です。」
「そうだな。一刻も早く戻らなければ仲間が危ない。」
「隊長!」
アリスが走ってきた。
「何があったんですか?」
「口で説明すると長くなる。後にしてくれ。」
そう言ってきた道を帰ろうとしたときだった。
ドスンッ
へんな地響きがした。
三人は嫌な予感を感じた。
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