小物
□空<あのわるど>
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記憶の底に見た、あの空。
あれは幻だったのだろうか。
それは僕らに一筋の光を与えた。
そして彼らに晴れる事の無い闇を与えた。
誰も彼もが嘆き、悲しんだ。
その反面、それを見ているしかなかった僕らは。
何も出来ないそのもどかしさに苦しめられる事となった。
君はまだ…見ているかな?
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