ノ-マル

□悟天の気持ち
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空「チチ〜腹減ったぞ〜」

チ「もう出来るべ待ってけろ」

30秒後

空「チチ〜まだかぁ?」

チ「もうできるだ」

10秒後

空「オラ死にそうだぁ」

いい大人がこれだ

どれだけ待てないんだよ

正直お父さんは僕より子供でわがままだ

ちゃんとしてほしいよ





朝食後

飯「じゃいってきます」

兄ちゃんがあのいつもの格好で学校に行くとこだ

飯「なぁ悟天。今日もいけてるだろ〜♪?」

天「兄ちゃんカッコイー♪」

弟に気を遣わせるなよ

だせぇよ

よくそんな格好でみんなの前に現れるよなぁ

少し考えたらわかるダサさだよ






空「よし!悟天。一緒に修行すっか♪」

どう考えても嫌がらせだ

お父さんは力の差を考えてるのかな

正直、疲れるだけで何も変わらないよ

僕の年齢を少しは考えてほしいよ


天「今日トランクスくんと遊ぶ予定だからいいや!」

空「そうかぁ。じゃあ仕方ねぇなぁ。オラ一人でしてくる!」

一人で何をするんだ

少しはお母さんの相手でもしてあげろよ















ト「もう使わないからこのオモチャあげるよ!」

天「いいの?ありがとう♪」

そのオモチャはトランクスくんの家で散々使った事あるんですけど

正直、僕だって使わないよ

売ってやろうかな


ト「今日は何使おうかな〜♪」

ホントに僕の一つ上なのかな

オモチャなんて飽きるよ

何回やれば気が済んだ





べ「おい!カカロットは何をしているんだ?!」

天「修行するって言ってたよ」

べ「やはり手を抜く事はないのだな…よし!」

ベジータさんの頭の中はいつもお父さんの事ばかりだ

気持ち悪いよ












僕は夕方家に帰った

ピッコロさんが来ている

飯「ピッコロさん♪今度久しぶりに修行付き合ってくださいよ!」

ピ「まぁよかろう」

まぁよかろう、なんて言っちゃって

実はかなーり嬉しい筈だろうに

この人もまた気持ち悪い

神殿からいつも兄ちゃんの様子を見てる事だって僕知ってるんだ

これじゃあストーカーだよ

兄ちゃんの為だったらなんでもするし

好きすぎだろ



僕らの家系は変な人に好かれる家系だ

僕はこんな変な人達に囲まれて気を遣う毎日に過ごしている

まぁ、暇になんないから悪くないけどね




◇END◇
 

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