ノ-マル
□第二章【命】
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━昼休み━
俺がパンを食べる横で、もの凄い量の弁当にむさぼりつく悟天とトランクス
シ「‥‥‥ι」
こいつらの胃袋は半端なくいかれてるに違いない
天「シンくん。パン一個しか食べないの?」
シ「‥あぁ」
ト「それ食べなすぎだよ!」
シ「お前らに言われたくねぇよ」
一人だった屋上も、あれから三人になった。
こうして付きまとってくる二人に、俺は全くと言っていい程拒否ろうとはしなかった
まぁ‥楽しくない事もないし
天「ねぇねぇ。今度家おいでよ♪」
シ「嫌」
天「Σえっ?なんで?(泣)」
シ「めんどくせーし、行く意味ないし」
ト「ほんっとシンってよくわかんないなぁι」
天「僕が連れてってあげるから!ねぇ、行こー」
あ〜しつけぇなぁ
俺は友達の家とか行くの嫌いなんだ
天「ねぇねぇー」
‥でもま、いっか。
シ「‥わかったよ。たくっしつこい奴」
天「やったー♪ね、トランクスくんもだよ!」
ト「おう!」
楽しそうだなぁ、こいつら
俺、あんまり人と関わるのって好きじゃなかったけど‥なんか違う気がしてきた
まず俺、すっげぇ自己中だから人に合わせるのが嫌いだし
つか合わねぇ
この二人なんて、俺が一番苦手なタイプの筈なんだけど‥
なんでだろ
全く不快感がない
不思議だけど、説明できない事もあんだな。
天「シンは今日予定とかあるの?」
シ「ある」
ト「ないくせにっ(ニッ)」
どうやら、こいつは大分俺をわかってきている様だ
シ「‥‥‥‥」
天「じゃあ決まり!今日の放課後僕ん家ね♪」
シ「はぁ?今日?だりぃ!」
天「駄目だよ!ぜぇーったい連れてくから♪」
シ「ハァ‥ι」
ほんっと調子狂う